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 整形外科は骨、関節、筋肉、神経などの運動器の疾患を扱う診療科です。疾患は四肢と体幹、脊椎におよびます。骨折、脱臼、捻挫などの外傷、スポーツ障害、加齢に伴う変性疾患、関節リウマチなどの炎症性疾患、脊椎脊髄疾患、また先天性疾患、骨粗鬆症、腫瘍など多岐にわたります。


 健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間をいいます。運動器の健康が健康寿命に大きく関わることがわかってきました。高齢者が要支援と認定される原因は関節疾患、骨折、転倒といった運動器に起因するものが合わせて33%を占めています。健康寿命を脅かす要因は、内科疾患より、運動器疾患です。

 ロコモティブシンドローム(ロコモ)をご存知でしょうか。ロコモとは加齢とともに骨、関節、筋肉、神経などの運動器が衰え、その結果自立度が低下した状態です。加齢に伴い、筋力の低下、バランス能力の低下、あるいは骨関節の疾患によって、歩く、立ち上がるといった動作に支障が生じてきます。そしてロコモを放置していると、転倒しやすくなり、自立度がさらに低下して、最後には介護が必要となります。

 ロコモの予防には、日頃の運動習慣が大切です。愛知県整形外科医会では皆様に、運動器の大切さを思い出していただくため、市民公開講座や、健康相談を行っています。ロコモに当てはまる方は整形外科医にご相談ください。


 また最近、運動不足の子供が増えています。筋力が乏しく、よく転倒する子供、姿勢の悪い子供が目立ちます。平成28年度から学校検診に、運動器の検診が加えられました。子供の運動器の障害を早期に発見し、運動、食事などの生活習慣を改善することが、結果的に将来のロコモ、メタボなどの予防につながります。運動器検診で異常を指摘された生徒、児童は、整形外科専門医にご相談ください。


 皆様の運動器の健康を守るため、整形外科医会は活動して参りますので、ご理解宜しくお願いいたします。

 

愛知県整形外科医会 会長 前田 登